こんばんは原田です。
普段はコレクター、投資家向けに金貨や銀貨の輸入販売とブランド開発を行っております。
なかなか馴染みが無いかもしれませんが、世界各国の色んな種類のコインを扱います。
当時の歴史も知ることが出来て楽しいですよ。
一応どんなコインなのか画像載せておきますね。
さてさて、コインの話はこのくらいにしてこの記事では、「ニッチなジャンルの転売の専門家がめちゃくちゃ需要があるよ」と言うお話をしていきたいと思います。
この記事を読むとニッチジャンルの現状と、どのような人物がコレクターに求められているのかが分かります。
1つの商品で数万円の利益が出るような商品もありますし、長期的に買って下さる方もいらっしゃいます。
単純転売から参入しようとすると、一見難しく感じるかもしれませんがちゃんとやり方を理解し、販売ルートを整えていけば非常に安定したビジネスモデルになります。
小規模で事業を運営していくにあたり、非常に重要なお話になりますが、特に次のいずれかに当たる人はぜひ読んでみて下さいね。
ポイント
- 誰でも出来る単純転売を収入の柱にしている方
- 手広く商品を扱い過ぎてなんでも屋さんになっている方
今回解説するビジネスモデルは、今まで商品の差額を見つけてAmazonで転売する単純転売とは違い、私たちが一つのジャンル専門の転売、販売業者となりコレクターが好む商品、高単価の商品に特化して販売していくというビジネススタイルになります。
ニッチなジャンルの専門家が求められている理由を解説し、自分たちが専門家になってコレクターに販売していく為にはどうしたらよいのか、話していこうと思います。
早速解説していきましょう!
Contents
なぜ今ニッチジャンルの専門家が求められているのか?
差額だけ見て転売する人は腐るほどいる。しかも超強いセラーがいる。
フリマアプリの利便性の向上や副業のハードルが下がったことにより、今まで買うことしかしてこなかった人たちが、不用品を売ったりその派生で手軽にお小遣い稼ぎをする時代になりました。
色んな人たちが様々な商品を売買しやすい環境になったのは、非常に喜ばしいことなのですが、その分市場にはモノが溢れています。
Amazonで機能的な商品を検索してみるとほぼ全てが中国製品、いわゆる中国輸入OEM販売ってやつですね。
簡単な流れとしては、アリババやタオバオと言った中国の卸売りサイトから原価数百円の売れそうな名もなき商品にオリジナルのロゴを付けブランドにしちゃいます。
そしてまとめて輸入し、Amazonで数千円で大量に販売し収益化するビジネスモデルになります。
このビジネスモデルの批判をするつもりはもちろんないのですが、機能的で半端なく安い商品が大量に日々中国から流入してきています。
そうなると、単純転売も中国輸入も正直な話めちゃくちゃ激戦区です。
単純転売は電脳仕入れの場合、色んなプラットフォームを経由して仕入れ、販売を行うことで各プラットフォームに手数料を支払わなければいけません。
店舗仕入れの場合は、セール時などを狙うことで利益を取りやすいと言われていますが、店舗に直接出向き差額のある商品を確かめながら仕入れを行うのは、明らかに労働型の副業だと言えます。
中国輸入の場合、現地の輸入代行業者を雇い一度に大量の商品を輸入することになりますが不良品率の高さや広告費、送料などのコストを含め利益を出さなければなりません。
しかし、中国人セラーや大量の資金を持つ法人セラーの台頭により、少しずつ儲かるパイは減っていっているような気がしてなりません。
しかもブランドのロゴを付けて独占的に売っているとはいえ、商品のアピールポイントが機能面だけだとあなたの商品が仮にヒットした場合、まず間違いなく中国人セラーが類似品を作りまねをしてきます。
中国人セラーはビジネスになると容赦がないので、違法なレビュー操作も含めてあの手この手で勝ちにきます。
機能的で安い商品であれば実際、消費者はまともそうな人なら誰でも良いので、オリジナルのブランドを作っているのにも関わらず価格競争に巻き込まれます。
そういった背景から中国輸入は、足が早いビジネスモデルですのでスピーディーに機能的で売れる商品を、ポンポン見つけてこれる人が向いていると考えています。
コレクターが求める商品を探して、販売できる人はめちゃくちゃ少ない。
今度は逆の販売スタイルを考えていきましょう。
ニッチなジャンルを専門に扱い、コレクターや投資家に向けて販売するというスタンスになります。
参考 「コレクター」の意味は以下の通りです。 1.「美術品・切手・書籍などを、趣味や研究の為に集める人のこと」という意味で、「収集家」とほぼ同じ意味です。 2.「ある物に執着して、人知れず個人的に集める人のこと」という意味で、キャラクターグッズなど強い執着心を持って集める人のことを言います。 上記に共通するのは「個人的に集める」という意味です。
コレクターが収集するジャンルは、本当に様々な種類が存在し素人目に見ても分かるような高価な商品をコレクションされる方もいれば、逆に一見すると価値が分からないような品物を大事そうにコレクションしている方もいらっしゃいます。
重要なポイント コレクター層が求めているのは、単純転売や中国輸入で販売するような安くて機能的な商品ではなく、珍しくかつユニークで簡単には手に入らないものを欲しがります。
コレクターの母数は、一般人を相手にAmazonで販売するよりも確実に少ないですが、特定の商品に対して一般人からすると考えられないような額の商品を購入してくれます。
そして、熱烈なまでに自分のコレクションにふさわしい品物を探し回っているのです。
特に安くて機能的な商品が増え、いつでも便利な時代になってきたからこそコレクターたちはあえて機能的ではないもの、こだわりの強いものに魅了されこぞって大金を支払うようになっています。
現在、コレクタブル市場は海外を中心にさらに成長を続けています。
しかし周りを見ると、お小遣い稼ぎ程度の単純転売ばかりで、コレクターが欲しがるような商品に特化して販売するようなセラーはめちゃくちゃ少ないです。
売る側がお金を儲けることばかり気にした結果、自ら価格競争に巻き込まれ、本当に優良な顧客になってくれる層は置いてけぼりになっているのです。
コレクターや投資家は、私たちが元々のリサーチ能力を活かしそのジャンルの専門家になると、コレクター自身が苦労して探す手間が省け、偽物のリスクも減らせることから私たちのような商品を探す能力が高い人間を非常に重宝します。
店舗で言うなら、カードショップや骨とう品店の店主と仲良くなるようなイメージですね。
お得な情報を得られるし、値段も融通してくれます。
自分のネットショップで、あなたがコレクター相手にそのような役割を担ってあげるのです。
単純転売でそのような販売スタイルを取るような人はあまりいませんよね。
だからこそやる意味があるんです。
そしてコレクタブル市場はまだまだ成長していますので、コレクターの求める商品を探して売ってくれる人が足りてないのが現状なのです。
珍しい商品や高単価商品を売るコツは売り込まないこと
そもそも珍しい商品はどこで売ればいいの?
さて、珍しい商品を扱ってみたいなと思っても、どこで仕入れてどこで売ればいいの?と思っている人も多いと思います。
販売ルートはもちろん色んなところで売って構わないのですが、あなたの扱う商品を探し求めている人たちが多い場所で売らなければ売れるものも売れません。
例えるなら、学生が好むファッションブランド店を学校の通学路に出店すれば売れるでしょうが、都内のビジネス街に出店すると間違いなく売れないでしょう。
まずは取り組みやすいメルカリやヤフオクのようなフリマアプリで、コレクターがどのようなものを好み探しているのか探り、そして試しに1~3個販売してみると良いですね。
取引の中で手ごたえがありそうなら、カラーミーショップなどのネットショップで販売してみる流れにすると良いと思います。
ではコレクター商品はどこで仕入れるのが良いかというと、私の場合は海外から輸入しています。
理由としては差額が取りやすい点と、みんな外国人と交渉までして商品を買わないので、それが出来るなら儲かると言うことに尽きますね。
ただ、国内で仕入れを行うことも、もちろん可能なので安心してください。
国内に珍しい商品があるなら出来るだけ安く探せばいいですし、海外にあるなら同じく安く買えるよう交渉すればいいです。
高単価や珍しい商品になればなるほど人は自分で納得して決めたがる
ここでコレクター向けの商品を売る為の大事なポイントをお話していきます。
重要ポイント
結論を先に言うとズバリ「自分で決めてもらうこと」これに尽きます。
今までの単純転売ではなんか美味しそうとかなんか便利そうとかぱっと見の宣伝文句を見て人は買っているパターンが多いです。
100円のジュースに今後の人生を掛けて集中して選ぶなんてことは基本しません。
ただ、コレクター商品や高額な商品では話が変わってきます。
自分の中で商品が欲しい理由がいくつもあって商品を買ったことによる素晴らしい未来、満足感を想像して人は買いたくなるのです。
ですので押し売りされるのを非常に嫌います。とにかく色んな選択肢の中から私はこの商品が欲しくて選び取ったんだという事実が欲しいのです。
そうなると私たちはコレクターに合わせて好みの商品リストを迷いすぎない程度に作り、適切なアドバイスをし、最終的には購入者本人に決めて貰って下さい。
こだわりを持って相手の欲しい商品を探す手伝いをするのが儲かる近道
まとめ
さて、これまでに転売や物販業界を取り巻く背景とコレクターの考え方、売る流れについて解説していきました。
ここまでのポイントをおさらいしておきましょう。
ポイント
いかがでしたでしょうか?
ある程度転売のノウハウがあるのであれば、徐々にあなた自身の専門性が武器になるコレクタブル市場に参入してみるのが良いのではないかと私は思っています。
なんならコレクターがいっぱいいるので教えてもらうといいですよ。
コレクターは情熱の塊なのでいくらでもこだわりを教えてくれるでしょう。
コレクターは商品に対するこだわりや執着はあるものの、販売のノウハウはありません。
そこであなたの出番なのです。
コレクターから商品について聞いてリサーチを行い、安く質の良い商品が取り扱い出来るように整え、コレクターの良きアドバイザー、収集を後押しする専門家になるのです。
そんな人物になれたなら、コレクターはあなたを手放すわけがありません。
私はぜひそんなニッチなジャンルの専門家になって頂きたいなと思っています。
そして最後になりますが
ビジネスにはメリット、デメリットがあり取り組むのは個人の自由ですが、自分の資金だけではなく時間も非常に重要な資源です。
すぐに結果が出やすいビジネスは、個人的な感想ですが肉体労働の側面が強いか、すぐに他の参入者が現れ儲からなくなる可能性が高いです。
1年、2年とじっくりとビジネスに取り組んでいくのであれば、最初は大変でも徐々に楽になっていくビジネスに、資金や時間を投資しなければ結果的にゆとりのある生活は難しいでしょう。
ぜひ自分が今後どのようなビジネスを行い、どうしていきたいのか考えてみて下さいね。
それではまた、別の記事でお会いしましょう。